懐かしい人
駅近くで、イベントのお手伝いをしたことがあります。
ステージの傍らに立っていると、遠くに見覚えのある顔が。
昔、付き合っていた人でした。
別れ方が、美しくなかった方。
まさか、近くまで寄ってくるとは思いもせず、近づいてきたときにはびっくりしていました。
私は、制服に名札をしていましたから、名札を確認しに来たのだと思います。
当時は、結婚をしておりましたので、その方の知っておられる苗字とは違った名札をしていました。
その人は、名札を見ると、小首をかしげている私のもとを去っていきました。
話をしてもよかったように思うのですが、変なプライドが頭をもたげ、知らないふりを決め込んでいた私でした。
今も、時たま思い出す人です。
仲は良かったよなぁ~とか。
懐かしい人を思い出すとき、嫌な思い出は消え、楽しかったことを思います。
いい人はいっぱいいた。
それが、宝物のように思われるのです。
みんな、元気にしてらっしゃるんだろうか。
ご主人を亡くされて、悲しみに沈むご婦人と仲良くなったことがあります。
一緒にあっちこっち行ったなぁ。
少しは、気を紛らわすことができたのだろうか。
私が実家に帰り、疎遠になってしまったけれど、今、さみしくはないだろうか。
人と人とのご縁を私は、もっと大事にすべきだったと今更ながら、後悔しています。
これからは、ご縁を大事にして、生きていこうと思います。
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