落語
NHKで放送していた落語番組を見て、落語ファンになりました。
にわかファンなので、全然詳しくありません。
古今亭志ん朝さん、古今亭菊之丞さん、桂歌丸さんを好んで聴きます。
想像しながら聴くので、頭の体操になるかなと思っています。
菊之丞さんの「芝浜」は、何度聴いても良いです♪
魚屋のぐうたら亭主が、なかなか働こうとしない。
女房が、なんとか働いてもらおうと亭主を送り出すところから始まるこの話。
時間より早く起こされてしまった亭主は、浜辺で時間をつぶそうとします。
そこで、汚い銭入れを見つけます。
中には大金が。
家に帰って、女房に顛末を話し、酒を飲んで祝います。
当分遊んで暮らせるだけのお金ができました。
しこたま飲んだ亭主は、眠ってしまいます。
翌朝、女房は、亭主に「夢を見たんだよ」と告げ、何事もなかったように働きに行かせます。
金を拾った夢を見て、有頂天になって酒を飲んでどんちゃん騒ぎをして、眠ってしまった。
自分の情けなさに辟易した亭主は、一心不乱に働きだします。
そして、店を一軒構えるほどになった亭主ですが、女房は、大みそかに告白をするのです。
あれは夢ではなかったと…
起こった亭主は、キレかけますが、気を取り直します。
あのまんまじゃ、泥棒で捕まっていたかもしれない。
これでよかったのだと。
聞けば、女房のお奈々の中には、赤ちゃんまでいるという。
めでたい。
「こんな日くらいは、やめていた酒をお飲みよ。」
といわれ、喜ぶ亭主。
だけど…
「夢んなるといけねぇ」
といって、酒を飲みませんでした。
夫婦は、ささやかな幸せをかみしめたに違いありません。
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